マンションの清掃において特に重要なエントランス。みなさんはどのように掃除していますか？マンションに入ってすぐ見える場所であり、建物の顔とも言えるエントランスは、清潔に保つことが求められますよね。しかし、どのように掃除していいかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、マンションエントランスの清掃の必要性や部分別の正しい清掃方法について解説していきたいと思います。

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マンションのエントランスの清掃はなぜ必要？

マンションのエントランスは、訪れる人が必ず通る場所であり、外から直結しているため汚れやすい場所でもあります。作りによっては外からも見える場所であり、清潔感があるかどうか印象付ける空間でもあるため、エントランスの掃除が行き届いているかどうかはとても重要。オーナーや入居者、来訪者に気持ちよく利用してもらうためにも、いつも清潔に保つように心がけましょう。

【部分別】マンションのエントランスの清掃方法

それでは、マンションエントランスはどのような点に注意してどうように掃除すればよいのでしょうか？部分別に詳しくご紹介します。

床

タイル材が使われていることが多いエントランスの床は、まずほうきで大まかにゴミや埃を取り除きます。その後に、取り切れなかった塵や細かな埃を取るためにモップがけを行いましょう。この際、しっかり水を絞っていない状態でモップがけを行うと、汚れを広げてしまうだけできれいにならないので、モップは固く絞って使うようにすることが大切です。

エントランス壁面

エントランスの壁面も意外と汚れが蓄積しやすい部分です。壁面の上下で別の素材が使われている場合は、まず見切材の上部にたまった汚れを刷毛などで取り除きます。取り切れなかった埃や汚れは雑巾で拭きとりましょう。壁の掃除は、汚れた雑巾を使って行うと逆に汚れを付着させることになるので要注意。

窓

エントランスの窓やガラス製のドアは、手垢汚れが目立ちやすい箇所です。手垢汚れを効率よく落とすには、ウォッシャーやシャンプーなどのガラス専用洗剤を使用するのがおすすめ。まず洗浄液をガラスに吹き付けて汚れを分解し、水切りワイパーで汚れと洗剤を取り除きましょう。その後クロスで拭きあげれば、きれいに仕上がりますよ。

ガラスまわり

意外と見落としやすいのが、窓やガラスまわり下のコーキング部分。シリコン系のシーリング材が使われている場合、施工から時間が経過すると中からシリコンオイルや可塑剤が滲み出てくることがあります。滲み出たオイルには埃や排気ガスなどが付着しやすいため他の場所よりも汚れやすく、放置すると汚れを落とすのに苦労することに。ガラス掃除の際には、忘れずにコーキング部分まで掃除するようにしましょう。

応接セット

エントランスにソファやテーブルなどが置かれている場合には、定期的な清掃が必要です。ソファの隙間には埃がたまりやすく、テーブルなどは手垢汚れが目立ちます。べたつき汚れなどがない場合は、きれいなクロスで拭き取るだけでOKですが、落ちない汚れがある場合は中性洗剤を使用しましょう。布製のソファの臭い対策には、消臭スプレーが効果的です。

集合ポスト

集合ポストは住居者が頻繁に触れる機会が多いので、手垢汚れが多い箇所です。固く絞ったクロスや雑巾でこまめな清掃を心がけましょう。また、チラシなどの散乱を防ぐため、ポスト付近にゴミ箱を設置したり、こまめな処分を促すチラシを貼るなどの工夫も必要です。

管理者だけで清掃が難しい場合はプロに依頼するのも一つの方法

マンションの顔とも言えるエントランスは、いつもきれいにしておくことでマンション全体の雰囲気が明るくなります。利用者にとって気持ちよく過ごせる空間作りは、管理者の務めの一つ。ですが、手の届かない箇所の本格的な清掃など管理者だけでは難しい場合は、プロに依頼するのも一つの方法です。