定期清掃とは?清掃箇所と内容や業者に依頼するメリットを解説
清掃業者のサービスは大きく「日常清掃」と「定期清掃」の2つがあります。日常清掃とは、その名の通り日常で発生する汚れの清掃のこと。では、定期清掃とはどのようなサービスなのでしょうか。本記事では定期清掃のサービス内容や業者に依頼するメリット、相場金額をご紹介します。
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定期清掃とは?
定期清掃とは、日常清掃だけでは落としきれない汚れの清掃や、専門的な技術が必要なメンテナンスを定期的に行う清掃サービスです。日常清掃は専門知識のない人でも行うことができますが、定期清掃は専門の道具や知識、技術が必要になるため、業者に依頼するのが一般的です。定期清掃は月に1回、2~3ヶ月に1回程度の周期で行われますが、サイクルは清掃箇所によって変わります。
定期清掃の主な清掃箇所と内容
定期清掃の対象は、日常的に掃除する必要はないが、定期的に清掃とメンテナンスが必要な箇所で、主に以下が挙げられます。
- 照明の除塵・拭き取り
- ブラインドの洗浄
- トイレの分解洗浄
- エアコンの分解洗浄
- フロアのワックスがけ
- カーペットフロアの洗浄
- 外壁の高圧洗浄
- 外壁の塗り替え
- 高所のガラス清掃
定期清掃のメリット3つ
定期清掃は数ヶ月に1回行う大規模な清掃作業ですが、日常清掃でしっかりと掃除をしていれば定期清掃は必要ないと考える人もいるでしょう。しかし、定期清掃には日常清掃だけでは得られないメリットがあります。定期清掃の3つのメリットを解説します。
素人では対応が難しい場所も清掃できる
エアコンのフィン部分や窓ガラスの内側などは専門知識や技術がない人でも掃除をすることができますが、エアコンの内部の清掃は素人が分解すると元に戻らなくなったり、故障の原因になったりします。また、窓ガラスの外側や高所のガラス清掃は危険が伴い事故や怪我につながります。そのため、専門知識が必要な作業や高所など危険な場所の清掃はプロである業者に依頼するべきなのです。
設備等の機能回復
定期清掃のメリットは汚れを取るだけではありません。エアコンやトイレなどの機械設備の内部は、ホコリや汚れが溜まると機能が落ちたり故障しやすくなったりします。定期清掃で普段は掃除できない場所に溜まったゴミや汚れを取り除くことで、機能が回復する場合があります。また、故障の原因を減らすことで、修理費や新品への交換費などのコスト削減にもつながるのです。
資産価値の維持につながる
建物の価値は傷みや汚れ具合で左右されます。定期清掃で美観を保ち、メンテナンスによって設備の劣化を抑えて寿命を伸ばすことで、資産価値を長く維持することができます。
定期清掃の相場
定期清掃の相場を清掃箇所と内容ごとにご紹介します。
- 床面洗浄・ワックスがけ:200円~/㎡、20,000円~/100㎡
- 剥離洗浄・ワックスがけ:500円~/㎡、50,000円~/100㎡
- カーペットクリーニング:250円~/㎡、25,000円~/100㎡
- 石材床洗浄:150円~/㎡、15,000円~/100㎡
- 外壁高圧洗浄:150円~/㎡、15,000円~/100㎡
- 高所ガラス清掃:500円~/㎡、50,000円~/100㎡
- エアコン清掃(壁掛け型):15,000円~
- エアコン清掃(天井埋め込み型):20,000円~
費用は清掃内容や範囲によっても変わるため、サービス内容もしっかりと確認するようにしましょう。
専門性の高い箇所の清掃は業者に定期清掃を依頼しよう
エアコンの分解洗浄や高所のガラス清掃などの清掃は難易度が高く、技術や専門の道具、知識が必要です。これらの箇所を素人が掃除しようとすると、設備の故障や怪我などにつながる危険があるためおすすめできません。専門性の高い箇所の清掃はプロに定期清掃を依頼しましょう。