オフィス清掃の外注を検討する際、一番気になるのがやはりその費用についてではないでしょうか。長期的に依頼するのであれば、少しでもコストカットを図りたいものです。そこで今回は、オフィス清掃を外注した場合の費用相場についてご紹介します。

この記事を読むための時間：3分

オフィスの日常清掃を外注した場合の費用

まずは、オフィスの日常清掃を外注した場合の費用相場についてご紹介します。

日常清掃の内容

オフィスの日常清掃の内容は業者によって少しずつ異なります。しかし、一般的にはフロアの掃除機がけやモップがけ、シンク・給湯室・トイレ・手洗い場などの水回りの掃除、ゴミの収集、デスク周りの掃除、灰皿の洗浄などが含まれます。オフィスが広ければ広いほど、トイレや給湯室の数が多ければ多いほど掃除にかかる時間と費用が増えます。

相場の費用

日常清掃の費用相場は、週に1回で約1万5千円からといわれています。また、回数を増やすほどお得になる料金設定を行っている清掃会社も多く、週に3回以上であれば約4万円からという相場になっています。

基本的なオフィス清掃にかかる費用は、清掃に必要な時間とスタッフの人数によって左右されます。少しでも費用を抑えたいという方は、清掃の回数を少なくしたり、必要のない場所の清掃を削ってもらえるかどうか確認してみるとよいでしょう。

オフィスの定期清掃を外注した場合の費用

次に、オフィスの定期清掃を外注した場合の費用相場についてみていきましょう。 

定期清掃の内容

定期清掃とは、日常清掃では行えないような大掛かりな清掃を指します。例えば、床の洗浄やワックスがけ、カーペットの本格的なクリーニング、さらにエアコンのクリーニングなどがあげられるでしょう。普段の日常清掃は社員が行なっているというオフィスも、定期清掃を業者に依頼することでオフィスの美観回復を行うことができます。

定期清掃の費用

定期清掃の費用相場は、その内容によって大きく異なるため一概にはいえません。例えば、床の洗浄やワックスがけであれば1平方メートルあたり約200円からが相場となっています。つまり100平方メートル程度のオフィスであれば約2万円からとなります。

また、定期清掃は、清掃業者によって得意分野と不得意分野が大きく分かれるのが特徴です。例えば、エアコンクリーニングを得意としている業者であれば、その他の業者よりも安く業務を依頼できる傾向にあるでしょう。定期清掃を行いたい箇所に合わせて業者を選ぶことが大切です。 

オフィス清掃のコストに関する注意点

次に、オフィス清掃のコストに関する注意点をご紹介します。

オフィスの広さによって金額が変わる

オフィス清掃を外注した場合、そのコストはオフィスの広さによって大きく変化します。例えば100㎡のオフィス清掃であれば、週に1回の日常清掃の年間料金相場が 72万円程度であるのに対し、300㎡のオフィス清掃であれば、年間料金相場は約2倍になります。また、オフィスが広ければ広いほど日常清掃が必要な回数も増える上に、エアコン清掃やワックスがけも多く必要になります。

そのため、正確なコストを知るためにはしっかりと現地調査を依頼した上で、オフィスの広さや汚れの具合に合わせた見積もりを出してもらうことが大切です。

相見積もりをとる

少しでもコストを抑えたいという方は、複数の業者に相見積もりを依頼しましょう。相見積もりをとることで、料金相場を知ることができ、契約内容を多角的に比較することが可能になります。極端に安すぎる清掃会社は、トラブルが起きやすいため避けておく方が良いでしょう。

普段からこまめに清掃を行う

普段からこまめに清掃を行うことで、最終的な費用を抑えることにもつながります。なぜなら、こびりついてしまった頑固な汚れを落とすためには、特殊な洗剤や時間が必要になり、その分費用がかさんでしまうからです。一度にまとめて清掃を依頼するのではなく、定期的に清掃を依頼することで、最終的なコストを抑えることにもつながるでしょう。

まとめ

今回は、オフィス清掃を依頼した場合の費用相場について、日常清掃と定期清掃に分けてご紹介しました。オフィス清掃にかかる費用は、そのオフィスの広さや汚れの具合、また清掃内容によっても大きく異なります。コストを抑えたい場合には、頻度を少なくしたり、必要な部分の清掃のみに絞って依頼するのがおすすめです。