オフィスのカーペットの清掃方法は?手順や方法をわかりやすくご紹介
オフィスのカーペットは、どのような頻度でどんな方法で清掃していますか?人が多く出入りするオフィスなどでは、軽く掃除機をかけただけでは取れにくい汚れも多く付着するもの。また、面積が広い場合、こまめな清掃が大変というお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、オフィスカーペットの清掃の必要性や適切な清掃方法、汚れてしまった時の対処法などについて解説していきたいと思います。
この記事を読むための時間:3分
オフィスのカーペットの清掃はなぜ必要?
フローリングやタイルなど汚れや埃などが目に見えて蓄積する床と違い、カーペットの場合は毛の奥に埃や砂、花粉などの汚れが蓄積します。よって、見た目には汚れに気づかないかもしれません。ですが、そのまま放置すると蓄積したゴミは人が歩いたり物が擦れたりする度に舞い上がり、鼻や口から体内に侵入する恐れがあります。
食べかすなどを餌とするダニが発生する原因にもなりかねないため、カーペットはこまめに清掃する必要があるのです。
カーペット清掃の基本は掃除機がけ
それでは、カーペットはどのように清掃すれば良いのでしょうか。清掃の基本となる掃除機掛けの方法をご紹介します。なお、オフィスのカーペット清掃には、家庭用のものよりも吸引力の強い掃除機を使用することをおすめします。
カーペットの正しい掃除機がけの方法
オフィスのカーペットは、四方からゆっくり時間をかけて丁寧に掃除機をかけていきます。掃除機をかける際のポイントは以下の3点。
・カーペットの毛の流れとは逆の方からかける
・掃除機を押し付けて毛を押しつぶしてしまわないよう、力の加減に注意する
・掃除機を往復させ、汚れをしっかり吸い取る
オフィスのカーペットは摩擦によって毛がつぶれてしまっていることが多く、そのまま表面だけサッと掃除機をかけただけでは奥のゴミを除去することができません。毛の流れに逆らうようにゆっくりと往復させ、毛の根元に入り込んだゴミまで丁寧に取り除くようにしましょう。
掃除機で取れないゴミは粘着式クリーナーを活用する
カーペットに絡みついた髪の毛などは、掃除機をかけただけではどうしても完璧に取り除くことはできないので、粘着式クリーナーを使って取り切れないゴミを除去します。できればカーペット専用のクリーナーを使い、カーペットの上を往復させてゴミを取り除きましょう。
オフィスのカーペットは定期的は水拭きが必要
オフィスカーペットは、こまめな掃除機がけに加えて定期的に水拭きをすると、さらにきれいな状態を保つことができます。1カ月に1回程度、中性洗剤を薄めた水を雑巾やモップに含ませて絞り、拭き掃除を行いましょう。
1回目は毛の流れに逆らうように、2回目は毛流れに沿って行うことで、掃除機やクリーナーで取れない汚れを取り除くことができます。洗剤の成分でシミを作らないよう、仕上げに水だけで絞った雑巾やモップで拭き上げて完了です。
オフィスのカーペットを汚してしまった時の対処法
オフィスのカーペットに飲み物などをこぼしてしまった場合は、放置せずできるだけ早く対処することが大切です。まず液体がカーペットについてしまったら、乾いた布やキッチンペーパーなので吸い取ります。この際、水分を含んだ雑巾などで拭いてしまうと汚れを広げてしまうことになるので、必ず乾いた布やぺーパーで対応しましょう。
シミを落とすために薬品を使うのであれば、汚れ落とし専用の洗剤かベンジンがおすすめです。
オフィスカーペットの定期清掃が難しい場合はプロに依頼しよう
オフィスのカーペットは掃除していても汚れが蓄積してしまったり、落ちない汚れが気になる場合もあるかと思います。そのような場合は、専門業者に依頼して本格的なクリーニングを行うのも一つの方法。オフィスの清潔を保つことは、社員の健康やモチベーションアップにも一役買ってくれるでしょう。
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