清掃業者の選び方のポイント8選!よくあるトラブルを解説
清掃業者に依頼しようと考えているけれど、業者選びを失敗したくない…とお考えではないですか?大切な空間を掃除してもらうのに、手を抜かれたり、金銭関係のトラブルが起きてしまったりするのはできるだけ避けたいですよね。この記事では、清掃業者を選ぶ際のポイントや、よくあるトラブルをご紹介します。ぜひ最後までご覧くださいね。
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清掃業者の選び方のポイント8選
それでは早速、清掃業者の選び方のポイントをご紹介します。
見積書が分かりやすいか
金銭関係のトラブルを生まないためにも、見積書の分かりやすさはとても大切です。作業工程やオプションごとに、それぞれの金額がきちんと書いてあることを確認しましょう。項目に専門用語が使われている場合や疑問があった場合には、遠慮せずに必ず確認してください。
また、現地調査をせずに見積もりを出す業者には要注意です。作業内容や規模を見ていないのに、不明瞭な見積もりを出してくるような会社は信頼できません。後から高額な料金を請求されたり、仕事が雑であったりなどといった可能性があるため、避けるようにしてください。
口コミに問題がないか
依頼する業者にある程度目星をつけたら、インターネット上で口コミをチェックしてみましょう。インターネットでの口コミは利用者の主観が入っている場合も多く匿名であるため、丸ごと鵜呑みにするのはおすすめできませんが、あまりにも悪い口コミが続いている場合にはやめておきましょう。
また地元に密着した清掃業者であれば、評判が悪いとすぐに噂が回って仕事がなくなってしまいます。そのためある程度長く運営している会社であれば、ひどい業者である可能性は極めて低いでしょう。
値段だけで選ばない
業者選びの際には、見積もりの安さに飛びつかないようにしましょう。もちろん業者に依頼する際の費用を下げれば節約できますが、値段だけを気にしていると、品質の低い清掃業者を選びかねません。本来清掃サービスには、人件費や機材等のコストがかかっています。極端に安い会社は、なぜそんなに低価格が実現できるのかを一度考えてみてください。
業者の知名度のみで選ばない
聞いたことのある会社名だから…という理由で、清掃業者を選ぶことはおすすめできません。すべての業者ではありませんが、大きな清掃業者の中には、受注した仕事を下請けの業者に流すだけの会社も存在します。
間に一つ業者を挟むことでコミニケーションに行き違いが生じたり、トラブルの対応が遅くなったりするリスクがあるため、注意してください。清掃の品質と会社の知名度の高さは無関係なので、規模だけを見て安易に選ばないようにしましょう。
清掃に関する有資格者はいるか
清掃を依頼するのであれば、清掃業務についての専門知識と経験を十分に備えている業者を選びたいものですよね。清掃に関する有資格者が在籍している会社は、社員のレベルや意識が高い証になります。
清掃に関する資格は「ビルクリーニング技能士」、「清掃作業監督者」、「建築物環境衛生管理技術者」などの国家資格や、ゴンドラや高所作業車を操作する際に必要な資格、ロープを使った高所作業をする際に必要な資格など、多岐にわたります。清掃を依頼する際には、依頼する場所の清掃に関する有資格者がいるかをチェックしておきましょう。
安全管理は徹底しているか
経験豊富で優れた業者ほど、安全管理を徹底しているものです。清掃は人間が行うため、トラブルが起こってしまう可能性は否定できません。しかし、事故のリスクを下げるためにできることはあるものです。
例えば、人が通る際に「床が滑りやすくなっているのでお気をつけください」などの声掛けをして通路を誘導してもらえるかどうかや、安全対策用具の準備がされているかは大切です。トラブル防止のための対策はもちろん、万が一の事故があった際に素早く対応できるかや、損害賠償責任保険に加入しているかも確認しておきましょう。
対応が丁寧か
電話対応や現地調査の際に、丁寧に対応してもらえるかどうかをチェックしておいてください。問い合わせや見積もりの際に関わったスタッフと実際に作業するスタッフは異なる可能性がありますが、社会人としてのマナーが守れていないスタッフが在籍している場合には、社員教育がしっかりとなされていない会社の可能性があります。
長く依頼しようと考えている場合は特に、態度や言葉遣い、話の内容が信用できるかをきちんと見ておきましょう。また、言葉遣いや態度が丁寧であっても、返事や対応が遅い会社は避けた方が無難です。万が一トラブルがあった際にも、スムーズに対応してもらえないかもしれません。顧客の安心感を考えて、できるだけ早くレスポンスしてくれる業者を選びましょう。
損害賠償責任保険に加入しているか
どんなにきちんとした会社であっても、不慮のトラブルは起きてしまいます。万が一の事態が起きた際に、誠実に対応してもらえて、きちんと弁償してもらえるかは業者を選ぶうえでとても大切なポイントです。
例えば、高額な置物を破損してしまったり、パソコンなどの機材に清掃の水がかかって故障してしまったりすると、弁償額は大きなものになってしまいます。しかし、このような事態が起きても、業者が損害賠償責任保険に加入していれば、損失を保証してもらえます。契約する前に、保険加入を行っているかはもちろん、保証の限度額までしっかりと確認しておいてください。
清掃業者に依頼したときのよくあるトラブル
ここからは、清掃業者に依頼したときによくあるトラブルを解説します。同じような事態を避けるためにも、ぜひチェックしてみてください。
汚れが残っていた
清掃を業者に依頼したときによくあるトラブルの一つが、隅々まできれいになっていなかったり、打ち合わせで決めた場所が掃除されていなかったりすることです。契約をする段階で作成した仕様書に沿って清掃がされていないのは、契約違反も同然です。そのような事態を避けるためにも、会社のホームページや口コミはしっかりとチェックしておきましょう。
また見積書に作業内容が細かく書かれておらず「一式」と記載されている場合は、希望している清掃作業が含まれていない可能性があるため要注意です。不明点はきちんと確認しておいてください。
専門知識の少ないスタッフが来た
専門知識の少ないスタッフばかりで清掃すると、清掃の品質が落ちるだけではなく、時間もかかってしまいます。普段から社内で研修が行われているかや、有資格者のスタッフが在籍しているかなどをチェックして判断し、スタッフの平均レベルが高そうな会社を選びましょう。
料金が高くなった
安いと聞いていたから依頼していたのに、いざ請求書が来ると契約時に言われていた金額よりも高くなっている…というトラブルも時々起こります。清掃業者の多くは時間単位で金額を計算しますが、作業時間が長引けば割高になってしまいます。
この時間が適切なのかそれともダラダラと作業しているかの判断はなかなか難しいでしょう。このようなトラブルを避けるためには、契約する前に支払総額の記載された見積もりをきちんともらっておいてください。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、清掃業者を選ぶ際のポイントや、よくあるトラブルをご紹介しました。清掃業者とは長期間にわたって付き合う可能性もあるため、選び方が大切です。清掃のスキルが高く、信頼のできる業者かを見極めるコツは、今回ご紹介したポイントを総合的に考えながら判断することです。
また打ち合わせの段階で不明点があった場合には、納得できるまで質問すればトラブルに遭うリスクも下げられるでしょう。ぜひ今回の記事を参考にしていただき、満足のいく清掃業者に依頼してくださいね。