巡回清掃とは?日常・定期清掃との違いやメリット・デメリットを解説
「ビルやオフィスの清掃を外部に依頼したいけれど、頻繁に頼むのはコストが心配」と悩む人も多いのではないでしょうか。そのような場合には「巡回清掃サービス」がおすすめです。今回は巡回清掃とはどのようなサービスなのか、日常・定期清掃との違いや4つのメリットを解説します。
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巡回清掃とは?日常・定期清掃とは違う?
巡回清掃とは、オフィスの共用部分や駐車場の掃除などを定期的に清掃するサービスです。清掃箇所は日常清掃と似ていますが、異なるのは頻度です。日常清掃は週に数回の頻度ですが、巡回清掃は週に1回、月に1回程度です。
また、代表的な清掃サービスのひとつである定期清掃とは、清掃箇所と頻度が異なります。定期清掃は数ヶ月に1回の頻度で普段は掃除しない箇所や専門の技術や道具が必要となる箇所の清掃を行います。つまり巡回清掃は定期清掃よりは頻度が低く、定期清掃よりは頻繁に清掃したい箇所をきれいにしたい場合におすすめの清掃サービスなのです。
巡回清掃の4つのメリット
巡回清掃のメリット4つを見てみましょう。
設備等の機能・価値の維持につながる
毎日清掃する必要がない箇所や設備は、つい放置しがちで気が付いたら汚れが溜まっていたというケースが多いです。設備に汚れが溜まると機能が落ちたり、寿命が落ちたりする可能性もありますが、巡回清掃で定期的に清掃することで機能や価値の維持につながります。
従業員のモチベーションアップにつながる
あちこちが汚れていたり埃っぽかったりする職場では元気に働こうという気持ちも起こりにくいもの。従業員のモチベーションは生産性に大きく影響しており、やる気が起きない状態では生産性も上がりません。
また、従業員に清掃を任せている場合「掃除なんて本来の仕事内容じゃないのに」と不満が募り、やはりモチベーションの低下を引き起こしてしまいます。職場の清掃は従業員のモチベーションアップのためにもプロにお任せするのがおすすめです。
来客の満足度が高まる
商談に来た他社の人間や、マンション・アパートの入居希望者など来客は建物の清潔さには敏感であり、建物がキレイか薄汚れているかで、商談の行方や入居の可否が左右されることもしばしば。そのため、建物の美観を維持し、来客の満足度を高めるのは仕事において非常に重要と言えます。巡回清掃でプロの手によって建物をキレイに保つようにしましょう。
コストや頻度に合わせて依頼できる
清掃サービスを依頼する上でコスト面が気になるという人は多いもの。清掃頻度が高ければ高いほど、景観維持につながりますが、その分コストもかさんでしまいます。巡回清掃は普段の簡単な日常清掃は従業員で行い、共用部分やトイレなど手間や時間がかかる箇所はプロに任せるなど、コストや頻度に合わせて依頼できるメリットがあります。
巡回清掃のデメリット
巡回清掃のデメリットを解説します。
汚れてしまうと次の定期までキレイにならない
巡回清掃は日常清掃ほどの頻度では行われません。そのため、たまたま清掃が入った直後に汚れてしまうと、次の清掃まで汚いままになってしまいます。すると、従業員やビルのオーナーが自身で清掃するか、プラン外の清掃を業者に依頼しなければなりません。その場合、余計な手間や費用がかかってしまいます。普段から多くの人が使ったり通ったりする箇所は日常清掃を依頼すると良いでしょう。
巡回清掃で清潔な職場を保とう
巡回清掃とは、日常清掃以下、定期清掃以上の頻度で行われる清掃サービスです。頻度や清掃箇所を選べるのでコストを抑えられるメリットがあります。しかし、一旦汚れてしまうと次の清掃まで汚れを放置せざるを得ません。従業員やビルのオーナーが清掃する場合は手間やコストがかかってしまいます。
もし、巡回清掃を依頼していても度々自分たちで清掃しなくてはならない状況が発生するのであれば、日常清掃を依頼しましょう。