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屋上の清掃頻度はどのくらい?業者に清掃依頼するべき理由3つも解説

適切な頻度で清掃されているビルの屋上のイメージ

 

ビルや建物の屋上は普段立ち入る機会が少ない場所です。そのため、全く清掃していなかったり、前回の清掃がいつだったか思い出せないくらい前であったりする人も多いのではないでしょうか。

 

人が入らない屋上は清掃を怠りがちですが、放置し続けると建物に深刻なダメージを与えてしまい、資産価値が下がったり大きな修繕費が必要となったりする危険があります。今回は屋上の清掃が必要な理由と掃除はどのくらいの頻度で行うべきかを解説します。

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屋上の清掃はどのくらいの頻度で行うべき?

屋上は普段から人が立ち入る場所ではないので、頻繁に清掃をする必要はありませんが、年に1度は清掃するべきです。その際に「掃除くらいは誰でもできるから」と、自社の従業員で行おうと考える人もいるでしょう。

 

しかし、屋上には建物の劣化につながる様々な要因が潜んでおり、素人では気が付けなかったり、取り除けなかったりします。それでは屋上の清掃を定期的に行っていても、意味がありません。そのため、屋上の清掃はプロの業者に依頼することをおすすめします。

人が入らない屋上でも清掃が必要な理由

屋上を清掃するべき3つの理由を解説します。

排水溝がつまり雨漏りにつながる危険があるから

屋上には雨水を排水するための排水溝である「ルーフドレーン」があります。屋上は雨風にさらされているため、ルーフドレーンには枯れ葉やホコリ、細かいゴミなどが溜まりやすい状態です。そして、それらのゴミをそのまま放置してしまうと、ルーフドレーンが詰まって雨水が排出されず屋上に溜まります。

 

その結果、屋上の屋根材やその下にある防水シートが傷み雨漏りが起きるのです。雨漏りの原因となる排水溝を詰まらせないためには、屋上の定期的な清掃が必要です。

ヒビや割れなどの不具合の発見・修繕ができるから

頻繁に人の目に触れない屋上は、ヒビや割れがあってもなかなか発見できません。雨漏りが発生する段階まで気付けないと大掛かりな修繕が必要となってしまいます。定期的に屋上の清掃をすれば、ヒビなどの不具合があっても、簡単な修復で済むうちに見つけることができます。

 

しかし、屋上には汚れが溜まりやすいので、素人ではヒビが汚れに紛れて発見できないこともあります。プロであれば、小さな不具合でも発見できる可能性があるので、清掃は業者に任せることをおすすめします。

建物の劣化・害虫の増加の原因となる雑草を防げるから

屋上には、風や鳥によって運ばれてきた植物の種から草が生えることがあります。これらの雑草は一見ヒョロヒョロと弱そうに見えますが、下にどんどんと根を伸ばして防水層を破り、雨漏りを引き起こす恐れがあるのです。また、雑草を餌とする虫が寄りやすくなり、害虫被害が起きる可能性もあります。害虫は一度発生してしまうと、完全に駆除するまでに大きなコストがかかります。

 

これらの被害を防ぐために、定期的な掃除で原因の雑草を取り除く必要があるのです。しかし、雑草は生命力が強いので、単に引き抜いただけではわずかに残った根から復活することも珍しくありません。また、素人が雑草除去剤などの薬品を使用すると、薬品によって防水層を傷付けてしまい、雨漏りにつながる危険もあります。そのため、屋上の雑草除去は清掃専門の業者に依頼した方が安心です。

屋上は定期的に業者に依頼して清掃するようにしよう

屋上は人が立ち入ることが少ない場所です。そのため、清掃をしなくても良いと考えたり清掃を怠ったりするケースは少なくありません。しかし、屋上の清掃をしないと排水溝が詰まって雨漏りしたり、雑草が茂って害虫が発生したりと不具合が生じやすくなってしまいます。

 

テナントや入居者からクレームを受けたり、高い修繕費を支払う羽目に遭ったりする前に、年に1度は専門の業者に依頼して、屋上の清掃と様子見を行うようにしましょう。

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